
マイクロビット(microbit)で作る、常に北を表示するコンパス(方位磁針)の作り方を紹介します。
完成までの時間の目安は20分程度です。
完成すると、このようにAボタンを押すと常に1つのLEDが北の方角を示します。
もう1度Aボタンを押すと、表示が消えます。
使うパーツ

使用するパーツは、
- 最初だけ
- 変数せっていを〇にする
- ボタンAが押されたとき
- もし真なら
- 表示を消す
- ずっと
- 方角(°)
- ○○≥○○
- ○○≺○○
- ○○かつ○○
- ○○または○○
です。
microbit(マイクロビット)でコンパスのプログラムを書こう!
上の見本をドラッグすると動くので、見本を動かしながら作りましょう!
最初の設定



例では名前が「せってい」となっていますが、「表示」などでも大丈夫です。
自分が分かりやすい名前にしましょう。
名前をつけたらOKをクリックします。


これで、最初の設定ができました。
AボタンでLEDの点灯、消灯を切り替えるプログラム
次に、
をクリックして、「ボタンAが押されたとき」を空いている場所に置きます。









「変数せっていを0にする」の0をクリックして、0を消して1を入れます。
すると、「変数せっていを1にする」になりました。

「もしせってい=0なら変数せっていを1にするでなければ」の「もし」の上で右クリックして、複製(ふくせい)をクリックします。

複製したものををドラッグして、上で作った「もしせってい=0なら変数せっていを1にするでなければ」の「でなければ」の下に入れます。

「もしせってい=1なら変数せっていを0にするでなければ」
をクリックして、「でなければ」を消します。




「表示を消す」をドラッグし、「もしせってい=1なら変数せっていを0にする」の下に入れます。

「もしせってい=1なら変数せっていを0にする」を「もしせってい=1なら変数せっていを0にする」に変更します。

これで、Aボタンを押すと方角を示すLEDが点灯し、もう1度Aボタンを押すとLEDが消灯するプログラムができました。
方角をLEDで表示するプログラム
をクリックして、「ずっと」を空いている場所に置きます。
をクリックして、「もし真なら」をドラッグし、「ずっと」の中に入れます。
をクリックして、「0=0」をドラッグし、「もし真なら」の「真」の中に入れます。
をクリックして、「せってい」をドラッグし、「0=0」の最初の「0」の中に入れます。
「もしせってい0=0なら」を、「もしせってい0=1なら」に変更します。
をクリックして、「もし真なら」をドラッグし、「もしせってい0=1なら」の下に入れます。
をクリックして、「○○または○○」をドラッグし、「もし真なら」の「真」の中に入れます。




出来上がった「方角(°)=0」を複製します。
複製したものを「方角(°)=0または○○」の「○○」に入れます。



「もし方角(°)=0または方角(°)=0なら」の「0」に、それぞれ「349」と「11」を入力します。
次に、出来上がった「もし方角(°)=349または方角(°)=11なら」の「=」をクリックし、メニューからそれぞれ「≥」と「≺」を選びます。
「もし方角(°)≥349または方角(°)≺11なら」が出来上がりました。

作った「もし方角(°)≥349または方角(°)≺11ならLED画面を表示」を複製し、先ほど作った「LED画面を表示」ブロックの下に入れます。

複製した「もし方角(°)≥349または方角(°)≺11なら」の「または」ををクリックし、メニューから「かつ」を選びます。

出来上がった「もし方角(°)≥349かつ方角(°)≺11ならLED画面を表示」を14こ複製し、どんどん下につなげていきます。
つなげた「もし方角(°)≥349かつ方角(°)≺11ならLED画面を表示」の「349」と「11」を上から順番に下のリストの数字に変更します。
- 「11」「33」
- 「33」「57」
- 「57」「79」
- 「79」「101」
- 「101」「123」
- 「123」「147」
- 「147」「169」
- 「169」「191」
- 「191」「213」
- 「213」「237」
- 「237」「259」
- 「259」「281」
- 「281」「303」
- 「303」「327」
- 「327」「349」
「LED画面に表示」のLEDのブロックを、時計の12の位置から反時計まわりに1つずつ移動しながらクリックしていこう。
おめでとう!完成です!
保存してシミュレーターで動きを確認してみよう!
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